ブラインドタッチとは、手元を見ずにキーボードをタイピングし、軽やかに画面に文字を打ち込んでいく行為です。やはりせっかくプログラミングや、ゲームでのチャット・キャラ操作を楽しむなら、ブラインドタッチで軽やかに入力をしていきたいですよね。ですが、なかなか覚えられない方もいると思います。僕も社会人になるまでは見ないで打てるほど体が覚えていなかったのですが、最初に就職した先がソフトウェア会社ということもあってか、周りの先輩方がみんなブラインドタッチだったため、覚えないといけないんだと追い込まれた記憶があります。
ここでは、その経験をもとに、どのようにしてブライドタッチを身につけていったかを書き記せたらなと思います。このやり方で実践開始から1週間ほどでブライドタッチが形にはなったので、ブラインドタッチを覚えたい方の参考になればと思います。今ではお陰様で、1時間あたり1万文字くらいは打てるようになりました。(最近、加齢のせいか、もたついて打ち間違いが増えてきた気はしますが・・・)
実践した内容
僕が実践した練習方法は、至ってシンプルでした。キーボードを叩いて成果を出す作業の時に、一切手元を見ずに、ひたすら画面だけを見て入力し続けることです。
雰囲気でアルファベットの位置は覚えている状態から、指定された内容(例えば、プログラムのある機能を打ち込んで作成するなど)を画面のみ見て打ち込みます。その時、キーの位置はうる覚えなので、間違えます。間違えたら、そのまま画面を見たまま削除して、正解するまで打ち込み直します。これを内容が完了するまで続けます。
ここでのコツは、間違えても手元を見ないことです。記憶だけで削除キーを探して間違えたところを削除し、正しいキーの位置を探してまた打ち続けます。これを反復することで、体に覚え込ませます。
僕の場合は、入社当時は練習用としてプログラミングソースを打つという作業を与えられたので、時間的にも恵まれていたと思います。最初はかなりスピードは落ちますが、毎日続けるうちに、指が自然と正しい位置に動くようになってきます。
余談ですが、15年ほど前にK-POPが流行った時に、これと同じ方法でハングル文字を打てるように練習してみました。歌のタイトルを訳したいとか、ブックレットに書いてある内容を知りたくて練習した覚えがあります(韓国のCDなどに付いているブックレットて、写真集みたいに分厚いんです)。初めてブラインドタッチを覚えた頃から年齢は重ねていましたが、そこそこ打てるようになったので、年齢はそれほど気にしなくても、上達はすると思います。
準備するもの
準備するものは以下のようなものになります。費用は基本かかりません。身の回りにある環境や物を利用すれば良いです。
- キーボード
もちろんキーボードが必要です。特殊なものはいりませんが、疲れやすい人は軽めのキーのものが良いと思います。ノートパソコンなどにあるフラットなキーボードは個人的には滑りやすく隣のキーを誤って押しやすいイメージがありますが、反対に精度求めるならいい練習になるキーボードかもしれません。 - 打ち込む文章、または内容
練習に使う文章が必要です。おすすめは、メールを打つときに試してみると良いと思います。メールは一通が基本短く時間が区切りやすいです。また、普段よく使う定型分も多いため、繰り返しにも向いています。ブログを書かれている方ならブログを作成するときなど、何か文章を一区切り書くときにそれを利用すると良いです。普段の作業的に文章を書くことがない方は、チラシのコメントや本の一文でも良いと思います。
おすすめしないもの
練習をする上で、おすすめしないものがあります。それはタイピングソフトです。
ネットでも無料の練習ソフトなどもあり手軽に試すことができますが、タイピングソフトは基本、一定の時間内に画面に出てくる文字を指示通りに打ち込むようになります。ブラインドタッチをすでに覚えていて精度を上げるために試すには良いですが、まだキーの配置もうる覚えで、反射的に押せないレベルの場合は、時間に追われながらキーを押していくのはプレッシャーにしかならず、練習にならないので、おすすめできません。
ここでは、落ち着いた時間で、一定の成果が上げられるようにするために、自分のペースで打ち込める環境ですることをおすすめします。もちろん、ある程度慣れてきて、ひと通りキーの位置をイメージできるようになったら、自分の成長具合を確認するために、タイピングソフトで成果を見るのはアリだと思います。
指の基本配置(ホームポジション)
ブラインドタッチをする上で、基本となる指のポジションがあります。これをホームポジションと言いますが、この位置に指を配置することで、間違えにくく、スムーズな指運びができます。

上の図は、ホームポジション(赤丸)と各指の移動範囲(半透明で色をつけたところ)を示したものです。赤丸のところに指を並べて配置し、そこから必要に応じて各指を移動していきます。この範囲で移動できれば、基本的な文字の打ち込みはできるようになっています。
- 赤丸
ホームポジション。Fに左の人差し指、Jに右の人差し指を置きます。そこから左右に中指から小指まで順に指を置いていきます。FとJにはキーボードに突起が付いていたり、窪みが大きくとられているので、見ないでも触った感覚でその位置が分かるようになっています。初めは一つキーを入力したら、この位置に指を戻すようにしていきましょう。慣れてくれば、移動先から次の移動さきに勝手に指が移動するようになってきます。 - 紫、青、黄、緑の枠
各指の移動範囲です。紫が人差し指、青が中指、黄が薬指、緑が小指の担当範囲です。初めはこの範囲を意識して打ち込むと、なんとなく位置が把握できるようになってくると思います。
練習のコツ
今まで紹介した内容を基本に、練習をしていきましょう。コツとしては、以下のようなことを意識して行えばいいかなと思います。
- キー配置は丸暗記しない。なんとなくの位置関係で覚えておけば良い。
- 間違えてもできるだけ手元は見ない。画面のみを見る。
- 時間に追われながらはしない。落ち着いた時間の時に、のんびりと打っていく。
- 覚えないとと気をわずに、気楽に構えて楽しむ。
初めはホームポジションに戻すだけでも意識してしまうと思いますが、慣れてくると勝手に手がその配置に収まるようになるし、打ち込み先から次の打ち込み先に無意識に指が移動してくるようになると思います。ブラインドタッチは、文書作成でも時短になり、作業効率を上げるためにも有効に働くと思うので、興味ある方はこの方法を試してみてください。

